UK MERCURY -AS SOUTHERN FRIED- side-A : With The Perlie Gates Salvation Band produced by Bob Todd & Hal Winn | ||||
year | label | number | side-A | side-B |
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1971 Jul. | Mercuty UK | 6052 088 |
*Thirty Pieces Of Gold 2:58 (by Jerry Winn, Mo Rogers) |
Stand By Me 2:45 (by Ben E. King, Elmo Glick) |
CREAM -AS SOUTHERN FRIED- produced by Maurice Rodgers, Bob Todd & Hal Winn | ||||
year | label | number | side-A | side-B |
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1972 Jun. | Cream | 1018 |
Saved 3:37 (by J. Leiber, M. Stoller) |
Sixteen Ton (Coal Miner's Lament) 2:45 (by M. Rogers, G. Michaels) |
CREAM -AS SOUTHERN FRIED- produced by Maurice Rodgers, Bob Todd & Hal Winn | ||||
year | label | number | side-A | side-B |
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1972 | Cream promo | 1020 |
Put It Where You Want It [Mono]3:10 (by Joe Sample, Lois Layne) |
Put It Where You Want It [Stereo] 3:10 (by Joe Sample, Lois Layne) |
誰かのホーム・ページを作る為にネットを徘徊してた時、偶然に見つけてしまったこの Southern Fried というバンド。
たった一枚のアルバムと、ここに紹介している4枚のシングルを残し、後は、全く得たいのしれないバンドです。 このネット社会でも、いろいろ調べて何も情報が出てこない。 まずは、最初の二枚のシングルの元となるたった一枚のアルバムを見てください。 作曲者をみていくと、バンド・メンバーの作った曲は A4 B2 B4 の3曲のみ。他9曲がカバーなんですが、Stand By Me や People Get Ready と言ったソウルの有名曲のほか、 Danny O'Keefe Tim Hardin Jim Webb といった新進気鋭のソング・ライター、特に僕のホーム・ページの訪問者なら気になる Donna Weiss Michael McGinnis というソング・ライターに大注目ですね。 70年代初頭、Michael McGinnis の曲を取り上げているアルバムに外れはありませんでした。 このアルバムに収録されている Sweet Jesus (Carry Me Home) という曲、このバンド以外、全くカバーされていないんです。 バンド・メンバーは黒人男性一人、白人4人の合計5人組。白人の一人は銀髪もしくは金髪の女性です。黒人男性がMaurice Rodgers 。白人女性がPat St. Clair で、リード・ボーカルはこの二人で分け合っています。 他の3人は全く経歴わかりません。 Maurice Rodgersの歌う曲は ファンキーなソウル。Pat St. Clair の歌う曲はカントリー・ソウルというよりはカントリー・ロック寄りかも。 音楽性的にも二面性のあるバンドです。 バンド・メンバー以外に脇を固めるミュージシャンが豪華で、David T. Walker, Gerry McGee, Louie Shelton,Larry Knechtel、Kenny Loggins、Michael Omartian、 Merry Clayton, Clydie King, Venetia Fields というスワンプ系でおなじみの面子です。 ここで、あることに気づいてしまいました。このアルバムと同じマーキュリーから1年前に出ている、Gator Creek という 豪華メンバーが揃った アルバム とかなり、メンバーやソング・ライターが共通しています。 特筆すべきは Merry Clayton, Clydie King, Venetia Fields という最強 ゴスペル・シンガーによる コール・アンド・レスポンス、ここまでばっちり聞かせてくれるアルバム、意外と少ないです。 Maurice Rodgers はソロでシングルを4枚だしていて、Kent & The Candidates というグループ名義でも3枚 シングル出しています。 Pat St. Clair は I Used To Think It Was Easy という曲を書いていて、1972年に Bobby Darlin が 1973年 には Nancy Sinatra がカバーしています。 なかなか才能がありそうなPat St. Clair ですが、これ以外で名前を見ることがないのは残念です。 それにしても、まだまだこんなに知らないレコードがあるということにビックリです。 レコー道(れこうどう)、奥が深いと言わざるを得ません。 |